恥ずかしがり屋の3歳でもリングガールができるのか?体験レポ&対策紹介

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うちの娘3歳は自他ともに認める恥ずかしがり屋さん(結構ビビり)。

そんな娘が先日結婚式のリングガールの大役を任され、実際にやってきました!

kiriko

もう少し上の年齢のお子さんや、複数人でのリングガール(orボーイ)の経験談なら周りでもたま〜に聞くのですが、2〜3歳の子が1人でというのはなかなか聞かず…
子どもの性格や式場の雰囲気にもよるかと思いますが、難易度は結構高いと思います。

私自身、付き添う親としてとんでもなく緊張して勝手にプレッシャー感じまくってました。笑

今回はその恥ずかしがり屋3歳児のリングガール体験談と、その親として行ってきた対策をご紹介します!

同じように「子どもがリングガール(orボーイ)を任されて嬉しいけど不安…」という親御さんの参考になれば幸いです。

目次

リングガールをやるまでの経緯

・結婚式を挙げるのは私の親族(男性・新郎)

・結婚式当日の時点で娘は3歳0ヶ月

・娘と新郎はこれまで数回会ったことがある程度(新婦とは面識なし)

STEP
結婚式の5ヶ月程前に新郎から親(私)経由で娘にリングガールの依頼がある

●新郎:「○○ちゃんにリングガールお願いしたいんだけど良い?」

■私:「うちの子でいいの!?
もしかしたら当日泣いたり逃げたりする可能性もあるけどそれでも大丈夫!?新婦さんはちゃんと了承してる?」

●新郎:「新婦も了承済み!当日どんな感じになっても大丈夫!」

■私:「それならこちらとしても光栄で嬉しいお話なのでぜひお願いします!」

STEP
3歳娘にリングガールの件を伝える

■私:「今後結婚式のリングガールという指輪を届ける役をしてほしいんだ」(youtubeの動画を見せて説明)

◆3歳娘:「恥ずかしいから嫌」

■私:「えっ。。。。」

この当時、娘は2歳9ヶ月くらいでした。まだ何も分からないだろうと思っていたのでまさかこんなにはっきり自分の意思でやりたくないと言うとは思わず、こちらは絶句。笑

STEP
娘に日々リングガールの楽しさを伝え、やる気になるよう仕向ける

■私:(動画を見せながら)「こんな風にプリンセスや王子様(新郎新婦のこと)に指輪を届けるとっても楽しいお仕事だよ。ママもそばにいるから何も心配ないよ!歩いて渡すだけ、とっても簡単だよ!(←必死)」

◆3歳娘:「ママと一緒にならやっても良いよ」

■私:「ママもすぐそばにいるよ!できれば○○(娘)一人で歩いて届けた方がみんなに見えるからそうしてほしいな〜!」

◆3歳娘:「う〜〜ん…」

STEP
新郎新婦の2人に事前に会って、リングガールお願いねと声かけてもらいモチベーションを高める

たまたま式の前に新郎新婦2人に会える機会があり、その際にたくさん遊んでもらいつつ

この2人に指輪を渡すんだよと声をかける&2人からも「リングガールお願いね〜!」と言ってもらい

本人にさらに乗り気になってもらいました。

※一方で、新郎新婦の2人には当日上手くできない可能性が高いと何度も伝え、それでも問題ないのかしつこいほどに確認。笑

結婚式当日の様子

式の始まる30分前:リハーサル

軽くリハーサルしましょうとスタッフさんに呼ばれ、誰もいないチャペルに案内されました。

チャぺルは事前に映像で見たよりずっと厳かな雰囲気で天井も高く迫力があり、娘も私も圧倒されてしまいました。

しかも、バージンロードかなり長い!!

娘はスタッフさん数名しかいないリハーサルの時点でかなり萎縮して全然歩かないし「恥ずかしい、嫌」みたいなことをずっと言ってて「これはやばい…!」とこちらが激焦り。

kiriko

私がずっと引っ張る形でなんとか歩きましたが、リハーサルの時点でこんな状態ではゲストが大勢入った本番では一体どうなってしまうのか本当に不安で仕方ありませんでした。

無理だろうな〜と思いつつも、もしも娘が1人で歩いて届けられそうなら1人で行ってもらおうと思っていました。
しかしこのリハーサルの様子を見て、娘が1人で歩いて届ける可能性はないと親・スタッフさん共に判断し、私が一緒に歩いて届けることが決定しました。(私も覚悟が決まりました。)

式本番:リングガール直前

kiriko

最初は普通に席に座って、他のゲストと一緒に新郎新婦が入ってくるのを見ていましたが、事前に流れを聞いていなかったため、「いつ呼ばれるのか?まだここに座って良いのか?忘れられてないか?」と終始不安でしっかり集中できませんでした。。。(※不安な方はスタッフさんに事前に流れを聞いておくべし)

途中スタッフさんがこっそり呼びにきてくれて娘と私はドアから外へ出てチャペルの扉前まで移動。

扉の前で待っている時、娘の緊張はピークに!

こわばった顔で「できない!ママが持って!」とリングピローを押し付けてきました。

見かねたスタッフさん達が娘に「リングガール良いな〜私もした〜い!」など話しかけて緊張をほぐそうとしてくれて

私も娘に対し「何も怖くないよ!2人が待ってるよ!楽しもう!」と必死の声かけを続けました。

式本番:リングガール本番

扉が開いても数秒は動き出さなかった娘。

でもバージンロードの先で待っている新郎新婦2人を見てそちらに意識が向き、恐怖より2人のところに行きたい気持ちが勝ったのか歩き始め、私も腕を軽く持って一緒にバージンロードを歩きました。

kiriko

残り少しのところで新郎が娘の近くまで来てくれて完全にそっちに気が向いていたので、私は腕を離しその後は娘1人で届けに!

この時私はスタート地点に戻ることもできず、ただただバージンロードの端に身を寄せていました。笑

娘が新郎にリングピローを渡し終え、前からはけていくのを見届け、私も慌ててその後を追ってはけました。

kiriko

終わってみれば、娘本人も楽しかったーと満足気。新郎新婦も感謝してくれ、周りのゲストから一生分の「可愛い」をいただき、本当に良い思い出ができました。撮ってもらった動画を何度も見返し親の私が一番喜んでます。笑

事前にやって良かった対策

①見た目だけは完璧にしておく

地味なんですけどこれは個人的にすごく大事でした!

例え本番で上手くいかなかったとしても、しっかりドレスアップしていたらこの大役に対するやる気(誠意?)が新郎新婦や親族、その他ゲストにも伝わるのではないかと思ったからです。笑

kiriko

見た目は完璧!と自信を持てると自然と堂々と振る舞えますよね。不安なメンタル面(←親の)の救いになりました。

▼大好評だったリングガール衣装。安いのにめっちゃ可愛いしリングガールにふさわしい華やかさも出せました♪

ヘアセットも悩みに悩んで美容室でやってもらいました。

kiriko

3歳なのでそんなに毛量もなく凝った髪型ができるわけではないのにヘアセット代4,000円も払うのはいかがなものか…頑張れば私でもできるのではないかとも思いましたが、不器用で普段からヘアアレンジに自信がなくめちゃめちゃ悩みました。

最終的には安心をお金で買おうと思い、美容室でヘアセットしてもらいましたが結果的に大満足!

お金はかかりましたが、私では絶対できない綺麗で華やかな髪型にしてもらい、長時間でも崩れないようにしっかり固めてもらって大いにその価値があったと思います。

▼ヘッドドレスも着用し華やかさ増し増し!こちらもかなり好評でした♪

▼足元まで抜かりなく!安くて可愛い!普段づかいも全然イケる!

②実際の式場の映像やリングガールの動画を見て、親子ともにイメトレしておく

式場によって雰囲気って全然異なりますよね。

kiriko

短いバージンロードやアットホームな雰囲気の式場を想像していて、いざ当日式場に行ってみたらバージンロード激長&超厳格な雰囲気とかギャップがあると面食らって余計緊張してしまいそうですよね。

そういった事態を防ぐためにも、事前にHPなどで式場の映像をチェックしておくことをおすすめします!

また、Youtubeにはリングガールの映像がたくさんアップされているので同じ年齢の子のものを見てイメトレしておくと多少は当日の緊張が和らぐのではないかと思います。

③大泣きした場合、逃げ出そうとした場合などさまざまなパターンに対しどう動くべきかシュミレーションする

結婚式のような厳かな場所にも慣れてないし、大勢の前で歩くなんて今まで一度も経験ない娘。

本番でどんな行動を起こすか親の私も全く予想がつきませんでした。

そのため、本番で娘が起こしそうな行動パターンをいくつか想定し、それに対するこちらの動きも考えてみました。

【パターン①】びっくりして大泣きして動けなかったら▶︎少しだけ説得しても明らかに無理そうなら抱っこして運ぼう

【パターン②】びっくりしてその場から走って逃げ出したら▶︎全力で追いかけ捕まえて、抱っこして運ぼう

など、脳内シュミレーションを繰り返し本番で気が動転しないように心の準備をしていきました。

▼追いかけたりかついだりすることを想定し、結婚式にもOKそうなフォーマルなペタンコ履を購入。

kiriko

これが可愛いし何よりめちゃめちゃ歩きやすかった!
実際娘を抱っこしたり連れ回されたりとハードな場面はたくさんあったのでヒールではなくペタンコで本当に良かったです。(リングガールなど関係なく、子連れ結婚式はペタンコで行く方が何かと助かるのではと思います!)

④どんなことがあっても楽しむと心に誓う

kiriko

本当に何が起こるか想像もつかない、それが2〜3歳くらいの子どものリングガール(orボーイ)。。。
正直不安すぎて気が重いし娘自身も「恥ずかしくて嫌」と言ってるし、もういっそ辞退させてもらおうかと何度も考えました。

でも娘より30年長く生きてきた親である私にはこのリングガールという役目がとても貴重で人生でもなかなか経験できないものであると知っています。

初めはせっかくだしやった方が良いよー!くらいのノリだったはずが、

気づけば「絶対に楽しいよ!人生一度きりなんだから何事もやってみた方が絶対楽しいし、その方がより思い出いっぱいの最高の人生になるよ!」ともはや娘の人生そのものに対する願いにまで発展していました。笑

そんな風に言うからには、親である私自身が自ら体現しその姿を見せなければと強く感じました。

というわけで緊張や不安で縮こまるのではなく、とにかく私自身が楽しむことで娘にもそれが伝わってほしいという思いで何が起こっても楽しむと心に誓いました。

このマインドを持っていれば、失敗も失敗ではなくなるしきっとそれも含めて楽しめる・良い思い出の1ページになるはず。

ただし、結婚式の主役はあくまで新郎新婦のお二人。
強いこだわりがあり、リングガールも含め絶対に失敗したくない!等思っている新郎新婦もいるかもしれませんので、事前に「上手くできない可能性があること」・「リスクを承知で依頼したいと思ってくれているか」は必ず確認しておいた方が良いと思います!

まとめ

★見た目だけでもそれらしくしておけば自信を持てて、多少はリラックスして臨める。

★とにかく楽しもう!何があっても大丈夫!子どもはいるだけで可愛いし華を添えてる!

kiriko

緊張しまくりでしたがやって本当に良かったです!!
最高の思い出になったし、新郎新婦や周りも喜んでくれました。
これからご予定がある方存分に楽しんでください!(後で見返せるようにぜひ動画を撮っておいてもらいましょう♪)

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この記事を書いた人

元金融系OL→元駐妻→現専業主婦(神奈川在住)

日々お得を探し求めながら、初めての育児に奮闘中のアラサー主婦

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