2歳の娘の癇癪に日々メンタルやられてます、kirikoです。
最近、親子イベントなどで娘が謎のギャン泣き⇨何をやっても泣き止まず、逃げるようにして退場という出来事が続いた時期がありました。
周りの子と比べてしまい、情けなさや惨めさなど負の感情が爆発し、育児に対して完全に自信をなくしてしまいました。
そんな時、書店で『子育て365日』という本を見つけ、なんとなく読んでみたら思わず泣けるくらいグッときて早速購入しました。
読んでみて、自信を失っていた自分には内容がとても沁みて、勇気や気づきをもらい前向きな気持ちを取り戻すことができました。
私なりにこの本の魅力をまとめてみましたので、育児に悩めるパパ・ママの皆さんの参考になればと思います。
魅力①1ページに1つのメッセージのみ!スキマ時間に読んで元気がもらえる
世の中に子育て本なるものはたっくさんありますが、正直子育てに疲れ果てている時にそういった類の本を時間を割いて読もうと思えませんでした。
そんな時に書店でパッと目に入ったこの本。
開けてびっくり、1ページに1メッセージのみ。まさに秒で読めます。
でもその短いメッセージがとても響くのです。
たとえ短くてもこの本に載っているメッセージ1つ1つがどれも本質をついているからだと思います。
実際に、私はこの本を購入後スキマ時間にちょこちょこ読み進めていましたが、
5秒で読んだ1ページの内容に、涙が出るほど勇気づけられたりしました。
子どもが
出典:子育て365日ー親の不安がスーッと消える言葉集 親野智可等
「あれが欲しい」
「これがしたい」
と言ってくるのは
わがままや反抗も含めて
とてもよいこと
生きる意欲とパワーが強い
ということ
育てにくい子が大化けする
⇧娘が『育てにくい子』に思えて、本当に苦しい時期に染みまくった1ページです。
周りと比べて、「育てにくい子は育てやすい子より劣っている」と無意識に思い込んでしまっていた自分に気づきました。
そりゃ親からしたら育てやすい子が良いし、正直羨ましいと思いますが、
娘に対して「確かに生きる意欲とパワーが強い!育てにくい=ダメなことじゃない!」と、見方を大きく変えることができました。
忙しくて読書の時間も取れないパパ・ママでも、スキマ時間に読んで勇気をもらえるメッセージに出会える!
魅力②365個のメッセージがあり、その時々の自分に響くものが必ず見つかる
タイトル通り、子育てについて365個のメッセージが集められたこの本。
全部で9つの章に分けられており、必ず今求めている言葉の章があると思います。
【第1章】子どもがもっとかわいくなる言葉
【第2章】子どもと上手に付き合える言葉
【第3章】子どもを待てるようになる言葉
【第4章】子どもが自分で伸びていく言葉
【第5章】プラス思考で子育てできる言葉
【第6章】「叱ってばかり」がなくなる言葉
【第7章】学校や勉強がうまくいく言葉
【第8章】自分に優しくなれる言葉
【第9章】自分を振り返る言葉
⇧私の場合は、最近特にネガティブなので『【第5章】プラス思考で子育てできる言葉』が響きました。
比べない
出典:子育て365日ー親の不安がスーッと消える言葉集 親野智可等
求めない
欲をかかない
満足する
あきらめる
受け入れる
手を抜く
子どもを許す
連れ合いを許す
自分を許す
第5章の1ページですが、無意識に自分の中で理想を掲げ、理想どおりになれない自分や子どもを許せずに勝手に苦しんでたのだなと反省しました。
まずは理想を捨て、子どもも自分も許し楽になろうと思いました。
また、『【第7章】学校や勉強がうまくいく言葉』ではメンタル的なものだけではなく具体的な対策も記載されていて勉強になりました。
(筆者は小学校の先生を20年されていたということでかなりの説得力!)
育児の悩みはとても複雑で、日々変化していきます。
この本ではさまざまな状況が網羅されていて、日々変化していく悩みにも対応できると思います。
悩みの尽きない子育て期間を一緒に伴走し、その時々に一番合った言葉をかけてくれる心強い味方になってくれる!
魅力③ 幸せな子育てのために親が何をすべきか、本質を思い出させてくれる
この本の中で特に私が感銘を受けたメッセージを紹介します。
私個人としては子育ての本質を思い出させてくれるものだと感じています。
しつけよう
出典:子育て365日ー親の不安がスーッと消える言葉集 親野智可等
これを直そう
あれもやらせなければ
と思っていると
叱ることが増えて
悪循環が始まる
この子と楽しく過ごそう
人間同士として付き合おう
一緒に幸せな毎日を送ろう
と思っていると
ほめることが増えて
よい循環が始まる
我が家は自宅保育なので、私が未熟な幼い娘をきちんとしつけなければと謎に気負っていました。
今振り返ると必要以上に厳しくしていた部分があったと思います。
上記メッセージを読んでしつけどうのこうのの前に、私は娘を一人の人間として尊重できていたのだろうかとハッとさせられました。
しつけて立派な人間に育てなければなんてこちらが気負う必要なんてなく、子は勝手に育つ。
一番大切なことは親も子どもも幸せに暮らしていくこと。
勝手に責任感を募らせ、間違った方向に頑張ろうとしていたことに気づき、改めて自分が娘とどう生きていきたいのか考えることができたメッセージでした。
きっとこの先も日々の忙しさの中で、本質を見失うことが多々あるだろうと思います。
折に触れてこの本を何度も読んで軌道修正しながら、幸せな子育てをしていきたいと感じています。
短いメッセージだからこそ、本当に大事な核の部分だけが残ってストレートに伝わってくる。
微妙な点
購入者のレビューを読んでいると私と同じような感想の方も多く概ね好評価な印象ですが、中にはこんな意見もありました⇩
確かに1ページ1メッセージという構成なので一気に読めば数時間で読み終わると思います。
それを物足りないという方もいるかもしれないし、日めくりカレンダー程度の内容と思う方もいるのかもしれません。
また、その時の心の状況によっては綺麗事に聞こえるメッセージもあるかもしれませんが、
私個人としては逆に、子育てのリアルをよく分かってる人が全力で親側に寄り添ってくれていると思う部分の方が多かったです。
個人的にはこの本を読んでかなり救われたし気づきも多く、買って本当に良かったと思っています。
また子育てで心がポッキリ折れるような場面が何度もあるかと思いますが、そのたびに見返すお守りのような存在として手元に置いておこうと思っています。
興味がある方は一度読んでみてはいかがでしょうか。
⇩その他、育児が苦手な私なりのメンタル切り替え方法をまとめた記事もあるので、もし良かったらこちらもぜひみて見てください。
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